Compositor: Não Disponível
いつかひとはしぬ
それだけがぼくののうずいにはびこって
かびになっていまうが
このたびとっこうやくがえらばれました
せいよくとしょくよくとすいみんとおかね
にくしみとかぜんぶわすれました
かなしみとかぜんぶすてました
おもいだすことはかすかにありますが
ぼくはもうおとなになりました
いきるいみはそれなりにあるし
しんでしまうときにしねばいいはなしだろう
ひっしにはたらいてきんをかせいで
かこはゆるされたのに
じんせいはつてんとうじょうのぼくらは
じょうしきのめばえにとまどってばかり
つゆはあけてひびはかわき
そのすべてにきみがいる
ほおずきははぜてけものたちはたびをする
しょかみかんのくものいがからまる
てでなでたくさのにおいをおもいだす
ばんかしにぎわをおもいだす
きみのはだにくしゃみをした
しごとおわりはビールをのんで
だいだんえんのえいがでよるにそまる
ともだちとそこそこなかよくやれてる
ひからびるひびのうらでなりひびく
なあどうかうらまないでくれ
あのにおいがいつまでもはなをくすぐる
ぼくはいまをいきるんだ
きみはもうしんでいるんだ
いきたあかしがしんきろうにおどって
いみがすぎるひびが
じんせいまんりょうみすいのぼくらには
とうていいきじごくにしかおもえない
せいぎってなんだ
どうとくってなんだ
ひびがながれいまでは
みちびくがわだとけものたちはきづかない
さよなら、いまはあこがれがある
にんげんらしさがからだじゅうにしみついた
しかしきみのことばはわすれない
しあわせのよんもじなんてなかった
いまとなっちゃどうでもいいさ
あいがなんだ?ゆめがなんだ
それがかねになるのか
じんせいはつてんとうじょうのぼくらは
ただしさとせいちょうをてんびんにかける
なんどわすれてなんどなげけど
かこはりんねするから
しぬときしねばいい
だがしかしいまはいきたい
にんげんらしくにんげんらしく
そうおもわないとまえにすすめない